蕃昌新田(読み)ばんしようしんでん

日本歴史地名大系 「蕃昌新田」の解説

蕃昌新田
ばんしようしんでん

[現在地名]野田市蕃昌・七光台ななこうだい春日町かすがちよう日の出町ひのでちよう

谷津やつ村の北に位置し、日光東往還が通る。享保一一年(一七二六)開発され、同一五年に検地を受けて成立した新田という。天保郷帳に村名がみえ、高二九一石余。旧高旧領取調帳では幕府領。日光道中下総栗橋くりはし宿(現埼玉県栗橋町)の助郷村で(勤高七二石)、永一五三文余の手当を受けていた(山崎家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 春日町 谷津

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android