精選版 日本国語大辞典 「蕩蕩・湯湯」の意味・読み・例文・類語
とう‐とう タウタウ【蕩蕩・湯湯】
〘形動タリ〙
① 広大なさま。広々としているさま。強大なさま。
③ さかんに水の流れるさま。
※本朝麗藻(1010か)下・与諸文友泛船於宇治川聊以逍遙〈藤原伊周〉「波勢湯湯巴峡路、風声嫋嫋洞庭天」 〔書経‐堯典〕
④ おだやかなさま。また、心がゆったりとしているさま。
※菅家文草(900頃)二・有所思「悠悠万事甚狂急、蕩蕩一生長嶮」 〔論語‐述而〕
⑥ =とうとう(滔滔)②
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