薄金(読み)ウスガネ

デジタル大辞泉 「薄金」の意味・読み・例文・類語

うす‐がね【薄金】

薄い金属。
薄い鉄札てつざねで仕立てたよろい源氏八領の鎧一つが有名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「薄金」の意味・読み・例文・類語

うす‐がね【薄金】

〘名〙
① 厚さの少ない金属。うすかわ。〔羅葡日辞書(1595)〕
② 鎧の札(さね)を薄い板で製作したもの。
保元(1220頃か)上「為義、〈略〉我が身は薄金をぞきたりける」

うす‐きん【薄金】

〘名〙 銀の中に少量の金が含まれていること。また、そのもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android