薩摩文学(読み)さつまぶんがく

精選版 日本国語大辞典 「薩摩文学」の意味・読み・例文・類語

さつま‐ぶんがく【薩摩文学】

〘名〙 漢文学派一つ室町から江戸初期にかけて薩摩国鹿児島県)におこったもの。桂庵玄樹が文明九年(一四七七)薩摩国に招かれ、その学派が玄章・月渚・二洲・文之を経て、明暦元年(一六五五)如竹の死に至るまで続いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android