薬価改定

共同通信ニュース用語解説 「薬価改定」の解説

薬価改定

公的医療保険が使える医薬品公定価格を見直すこと。国は薬事承認審査で安全性に問題ないと判断された医薬品について、有識者会議で保険適用の可否を判断し、メーカーの希望価格を聴取した上で価格を決める。薬価改定原則として2年に1度だが、政府は医療費抑制のため2016年に「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」を決定。市場規模が一定以上の医薬品が効能を追加して使用者が増える場合は速やかに薬価を見直すことになった。また21年度から改定を毎年実施することも決まっており、厚生労働省制度設計を進めている。

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