薬名詩(読み)やくめいし(その他表記)yào míng shī

改訂新版 世界大百科事典 「薬名詩」の意味・わかりやすい解説

薬名詩 (やくめいし)
yào míng shī

本草すなわち漢方薬材の名をよみこむ中国詩。一類の名物をよみこむ遊戯文学〈雑名体〉の一つで,多くはサロン的環境で制作される。5,6世紀,斉,梁の宮廷サロンに始まる。毎句に本草名をよみ,語意を二様にはたらかせるなど,種々の技巧が用いられる。薬名詩の伝統は唐・宋を経て近代まで絶えないが,特に北宋の陳亜はもじりの技法を導入,また変文曲や戯曲散曲などの俗文学では,それがますます奔放をきわめて遊戯文学の性格を強化している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 田中

ドンド焼き,サイト焼き,ホッケンギョウなどともいう。正月に行われる火祭の行事で,道祖神の祭りとしている土地が多い。一般に小正月を中心に 14日夜ないし 15日朝に行われている。日本では正月は盆と同様魂...

左義長の用語解説を読む