デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原統行」の解説 藤原統行 ふじわらの-むねつら ?-? 平安時代前期の武人。南家藤原真作(まつくり)の曾孫(そうそん)。元慶(がんぎょう)2年(878)出羽権介(でわのごんのすけ)となる。同年におきた元慶の乱の鎮圧のため秋田城にはいるが敗退。3年投降してきた俘囚(ふしゅう)を慰撫(いぶ)した。4年武蔵介(むさしのすけ)の任を固辞し,かわりに父安主の豊後(ぶんごの)介再任をゆるされた。名は宗行とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例