藤原近成(読み)ふじわらの ちかなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原近成」の解説

藤原近成 ふじわらの-ちかなり

?-? 平安時代前期の官吏
筑後掾(ちくごのじょう)。仁和(にんな)元年(885)少目(しょうさかん)建部貞道らとはかり,前掾藤原武岡らに数十人をひきいて筑後守(かみ)都御酉(みやこの-みとり)をおそわせ,殺害した。首謀者として斬刑(ざんけい)とされるところ,詔により死一等を減じて遠流(おんる)に処された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android