藤吉好則(読み)ふじよし よしのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤吉好則」の解説

藤吉好則 ふじよし-よしのり

1948- 昭和後期-平成時代の生物物理学者。
昭和23年6月生まれ。京大助手,蛋白工学研究所主任・主席研究員,松下電器産業(現パナソニック)国際研究所リサーチディレクターなどをへて,平成8年京大教授。15年理化学研究所播磨連携メンブレンダイナミクスグループグループリーダーを兼務。膜タンパク質の構造の研究で世界をリードし,昭和63年日本電子顕微鏡学会(現日本顕微鏡学会)瀬藤賞,平成17年慶応医学賞,山崎貞一賞などを受賞。20年「極低温電子顕微鏡の開発による膜タンパク質の構造決定」で学士院賞。岐阜県出身。名大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android