藤音得忍(読み)フジオト トクニン

20世紀日本人名事典 「藤音得忍」の解説

藤音 得忍
フジオト トクニン

大正・昭和期の僧侶 浄土宗本願寺派総長;京都女子大学学長。



生年
明治27(1894)年6月19日

没年
昭和47(1972)年2月29日

出身地
大分県北海部郡佐賀関町

学歴〔年〕
京都帝国大学法学部〔大正7年〕卒

経歴
大分県佐賀関町の教尊寺に生まれる。昭和4年龍谷大学文学部兼予科教授、6年同大学学監を経て、16年本願寺派総務、21〜22年宗会議長、29年総長に就任。37年には伝道院の顧問となり、同派の元老だった。また、33年から京都大学女子学園長をつとめ、京都女子大学学長・短期大学部学長を兼任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤音得忍」の解説

藤音得忍 ふじおと-とくにん

1894-1972 大正-昭和時代の僧。
明治27年6月19日生まれ。郷里大分県の教尊寺住職。竜谷大の教授,学監をへて浄土真宗本願寺派執行(しゅぎょう),執行長,総長。昭和33年京都女子学園長となり,京都女子大学長を兼任した。また大分県神崎(こうざき)村の村長もつとめた。昭和47年2月29日死去。77歳。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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