藤頸村(読み)ふじくびむら

日本歴史地名大系 「藤頸村」の解説

藤頸村
ふじくびむら

[現在地名]新魚目町立串郷たてくしごう

小串こぐし村の北に位置し、西にばん岳がある。藤首とも記し、ほかに大瀬良おおぜら小瀬良こぜら明松だいまつ・立串・上立串がある。江戸時代は魚目掛に属し、魚目村(魚目中)のうちとして扱われる場合がある。慶長一八年(一六一三)柴田勝家の系流という勝厚が八人の従者とともに平戸を経て来住し、塩焼を行い、のちカマス網や鯨漁をしながら立串に南下してきたという所伝がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む