藩王(読み)ハンオウ

デジタル大辞泉 「藩王」の意味・読み・例文・類語

はん‐おう〔‐ワウ〕【藩王】

インド帝国にあった。大小藩王国君主ヒンズー系はマハラジャラージャ・タークルなどと、ムスリム系はナワーブワーリーなどの尊称で呼ばれた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「藩王」の読み・字形・画数・意味

【藩王】はんおう

藩君。

字通「藩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の藩王の言及

【洪武帝】より

…こうした一連の改革によって皇帝は絶大な政治権力を握ることになり,皇帝独裁体制は中国史上最高のものとなったのである。そしてこの体制を補強するものとして彼はさらに24人の皇子を全国の要地に藩王として分封した。彼らには,独立割拠を防ぐため,土地人民の支配権は与えられなかったが,血縁関係を利用して帝国の藩屛としたのである。…

※「藩王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android