蘇合(読み)そごう

精選版 日本国語大辞典 「蘇合」の意味・読み・例文・類語

そ‐ごう‥ガフ【蘇合】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「そこう」とも )
  2. そごうこう(蘇合香)[ 一 ]」の略。
    1. [初出の実例]「玉戸愁褰蘇合帳、花蹊嬾曳石榴裙」(出典:文華秀麗集(818)中・奉和春情〈巨勢識人〉)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐西域伝〕
  3. そごうこうえん(蘇合香円)」の略。
    1. [初出の実例]「忽唾血三四次、急飲蘇香、即止矣」(出典空華日用工夫略集‐永徳元年(1381)一二月二六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の蘇合の言及

【蘇合香】より

…雅楽,管絃,舞楽の曲名。〈そこう〉ともいい,略して《蘇合》とも書く。唐楽にふくまれ盤渉(ばんしき)調。…

※「蘇合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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