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蘐園雑話 けんえんざつわ

世界大百科事典 第2版の解説

けんえんざつわ【蘐園雑話】

江戸時代の随筆。著者未詳。明和年間(1764‐72)成立か。1巻。荻生徂徠(蘐園は別号)とその門人太宰春台,服部南郭,平野金華らの言行を記録した書。徂徠の博大で思いやりの厚い人柄のもとで,門人たちが個性豊かにのびのびと活動した様子が,多くのエピソードを通じて具体的に描かれており,江戸中期の思想史上,文学史上に大きな足跡を残した徂徠一門の実態を伝えている。【日野 竜夫】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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