蘿窓(読み)らそう

精選版 日本国語大辞典 「蘿窓」の意味・読み・例文・類語

ら‐そう‥サウ【蘿窓・蘿窗】

  1. 〘 名詞 〙 つたかずらの這いかかった窓。隠者の家の窓などにいう。
    1. [初出の実例]「擬啓蘿窓又復関。因憶去年当此節」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)首夏即事)
    2. [その他の文献]〔宋无‐寄眠雲処士詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「蘿窓」の意味・わかりやすい解説

蘿窓【らそう】

中国,宋代の画僧生没年不詳。中国の画家伝《図絵宝鑑》によると,牧谿の開いた西湖の六通寺に住した僧で,牧谿に似た画風であったという。日本には淡彩水墨の《竹鶏図》が伝わる。

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