虫の生活(読み)むしのせいかつ(その他表記)Ze života hmyzu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「虫の生活」の意味・わかりやすい解説

虫の生活
むしのせいかつ
Ze života hmyzu

チェコの作家 K.チャペックとその兄ヨゼフ共作の戯曲プロローグエピローグをもつ2幕から成る。 1921年執筆。 22年3月8日プラハの国民劇場初演ファーブルの『昆虫記』にヒントを得た風刺劇で,森の中で眠り込んだ浮浪者がみた夢の世界のチョウカブトムシコオロギアリなどの生活と生態を通して,人間社会における情欲,物欲,権力闘争などを描き出した作品。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む