日本歴史地名大系 「虫大明神」の解説 虫大明神むしだいみようじん 山口県:岩国市赤谷村虫大明神[現在地名]岩国市大字天尾 赤谷赤谷の小浜(あかだにのこばま)に鎮座。近世は天尾(てんのお)四ヵ村の鎮守とされ、神体は船に乗った尊像。この像は厳島明神の船頭の神であると伝える。「玖珂郡志」は「社ノ取繕ハ四ケ村ノツナギニテ相調也、祭日六月九月両月ニ祭也、十七日ヨリ内ニ祭ル、小浜ハ川尻ノ□ナルニ依テ也、古老ノ云ヘルハ、昔鳥居ナドモアリシニ、イツノ頃カ破壊セシト也、今モ其所ヲ鳥居原トイヘリ、此上ノ山ヲ天尾山ト云」と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by