虫食い(読み)ムシクイ

デジタル大辞泉 「虫食い」の意味・読み・例文・類語

むし‐くい〔‐くひ〕【虫食い/虫×喰い】

虫が食うこと。また、そのあと。「―の古本」「―の葉」
陶磁器の縁に表れたうわぐすりの小さな剝落はくらくのあと。虫が食ったあとに似る。釉が素地きじによく付着していないとできる。中国明代末期の古染め付けに多くみられ、茶人が賞玩しょうがんした。
スズメ目ムシクイ科ムシクイ属の鳥の総称。日本ではセンダイムシクイメボソムシクイ・エゾムシクイ・イイジマムシクイが繁殖。羽色はいずれも暗緑色で白い眉斑があり、似ているが、さえずりが異なる。林にすみ昆虫クモ主食とする。
老いたうぐいすのこと。
「夏、秋の末まで老い声に鳴きて、―など、ようもあらぬ者は」〈・四一〉

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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