蚊吸鳥(読み)かすいどり

精選版 日本国語大辞典 「蚊吸鳥」の意味・読み・例文・類語

かすい‐どりかすひ‥【蚊吸鳥】

  1. 〘 名詞 〙 鳥「よたか(夜鷹)」の異名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「蚊母鳥(カスイドリ)は〈略〉殊に多く蚊を食ふ故に名あり」(出典:博物図教授法(1876‐77)〈安倍為任〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の蚊吸鳥の言及

【ヨタカ(夜鷹)】より

…孵化(ふか)した雛も枯葉に似た隠ぺい色をしている。古名は蚊母鳥,蚊吸鳥など。 ヨタカ科Caprimulgidaeは18属70種前後の種を含み,極地,砂漠,多くの大洋島などを除いて世界的に分布している。…

※「蚊吸鳥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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