蚊絣(読み)カガスリ

デジタル大辞泉 「蚊絣」の意味・読み・例文・類語

か‐がすり【蚊×絣/蚊飛白】

蚊が群がって飛んでいるように、細かい十字の模様のある絣。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「蚊絣」の意味・わかりやすい解説

蚊絣
かがすり

紺絣一種。蚊の群がって飛ぶような細かい文様の絣。経緯(たてよこ)各1本ずつの絣糸で小さな十字型の文様を織り出す。経緯2本以上で織られたものを十字絣とよぶが、両者区別は明確なものではない。

村元雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android