蚍蜉大樹を動かす(読み)ヒフタイジュヲウゴカス

デジタル大辞泉 「蚍蜉大樹を動かす」の意味・読み・例文・類語

蚍蜉ひふ大樹たいじゅうごかす

アリ大木を動かそうとする。身のほどをわきまえず、大それたことを行うたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蚍蜉大樹を動かす」の意味・読み・例文・類語

ひふ【蚍蜉】 大樹(たいじゅ)を動(うご)かす

  1. 自分力量や身のほどをわきまえず、大それた事を行なうたとえ。
    1. [初出の実例]「此の兵を以て彼の大敵に合はん事、蚍蜉動大樹(ヒフたいジュヲウゴカシ)蟷蜋流車を遮るに異ならず」(出典太平記(14C後)一六)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐調張籍詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む