蚍蜉大樹を動かす(読み)ヒフタイジュヲウゴカス

デジタル大辞泉 「蚍蜉大樹を動かす」の意味・読み・例文・類語

蚍蜉ひふ大樹たいじゅうごかす

アリ大木を動かそうとする。身のほどをわきまえず、大それたことを行うたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蚍蜉大樹を動かす」の意味・読み・例文・類語

ひふ【蚍蜉】 大樹(たいじゅ)を動(うご)かす

  1. 自分力量や身のほどをわきまえず、大それた事を行なうたとえ。
    1. [初出の実例]「此の兵を以て彼の大敵に合はん事、蚍蜉動大樹(ヒフたいジュヲウゴカシ)蟷蜋流車を遮るに異ならず」(出典太平記(14C後)一六)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐調張籍詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む