蛇の生殺し(読み)ヘビノナマゴロシ

デジタル大辞泉 「蛇の生殺し」の意味・読み・例文・類語

へび生殺なまごろ

一思いに殺さず、半死半生にして苦しめること。物事決着をつけずにおいて苦しめることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ヘビ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「蛇の生殺し」の意味・読み・例文・類語

へび【蛇】 の 生殺(なまごろ)

  1. 半死半生にして、殺しもせず生かしもしないこと。物事に決着をつけず、不徹底のままにして苦しめることをたとえていう。
    1. [初出の実例]「お前様も蛇(ヘビ)生殺しとやらに仕て置かずと」(出典:人情本・花筐(1841)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android