蛇の生殺し(読み)ヘビノナマゴロシ

デジタル大辞泉 「蛇の生殺し」の意味・読み・例文・類語

へび生殺なまごろ

一思いに殺さず、半死半生にして苦しめること。物事決着をつけずにおいて苦しめることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛇の生殺し」の意味・読み・例文・類語

へび【蛇】 の 生殺(なまごろ)

  1. 半死半生にして、殺しもせず生かしもしないこと。物事に決着をつけず、不徹底のままにして苦しめることをたとえていう。
    1. [初出の実例]「お前様も蛇(ヘビ)生殺しとやらに仕て置かずと」(出典:人情本・花筐(1841)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android