蛭沼村(読み)ひるぬまむら

日本歴史地名大系 「蛭沼村」の解説

蛭沼村
ひるぬまむら

[現在地名]藤岡町蛭沼

部屋へや村の北にあり、西は富吉とみよし村・中根なかね村、北は三蔵さんぞう新田村。慶安郷帳に村名がみえ、田五四八石余・畑二七四石余。寛文四年(一六六四)には板倉重形領(板倉重形領知目録)。元禄郷帳では下総古河藩領。改革組合村では古河藩と幕府領の二給。旧高旧領取調帳では古河藩領。天保(一八三〇―四四)頃の古河藩領村明細帳(茨城県潮田文書)によれば、高八三五石余、田六七町三反余・畑六二町二反余。根取高米二六七石余・永五〇貴四七〇文、夫永六貫五七二文・糠藁永・大豆九石余を納める。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android