蛮触の争い(読み)バンショクノアラソイ

デジタル大辞泉 「蛮触の争い」の意味・読み・例文・類語

ばんしょく‐の‐あらそい〔‐あらそひ〕【蛮触の争い】

了見が小さくつまらないことで争うこと。蝸牛かぎゅう角上争い

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精選版 日本国語大辞典 「蛮触の争い」の意味・読み・例文・類語

ばんしょく【蛮触】 の=争(あらそ)い[=戦(たたか)い]

  1. ( 「荘子‐則陽」の「有於蝸之左角触氏、有於蝸之右角蛮氏、時相与争地而戦、伏尸数万」による ) 小さい料簡から互いにつまらないことで争うことのたとえ。蝸牛(かぎゅう)角上の争い。
    1. [初出の実例]「教禅蛮触闘、羸得滅霊蹤」(出典:仏乗禅師東帰集(1335頃)国清寺)

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故事成語を知る辞典 「蛮触の争い」の解説

蛮触の争い

[参照] 蝸牛角上の争い

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