蛮触の争い(読み)バンショクノアラソイ

デジタル大辞泉 「蛮触の争い」の意味・読み・例文・類語

ばんしょく‐の‐あらそい〔‐あらそひ〕【蛮触の争い】

了見が小さくつまらないことで争うこと。蝸牛かぎゅう角上争い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛮触の争い」の意味・読み・例文・類語

ばんしょく【蛮触】 の=争(あらそ)い[=戦(たたか)い]

  1. ( 「荘子‐則陽」の「有於蝸之左角触氏、有於蝸之右角蛮氏、時相与争地而戦、伏尸数万」による ) 小さい料簡から互いにつまらないことで争うことのたとえ。蝸牛(かぎゅう)角上の争い。
    1. [初出の実例]「教禅蛮触闘、羸得滅霊蹤」(出典:仏乗禅師東帰集(1335頃)国清寺)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

故事成語を知る辞典 「蛮触の争い」の解説

蛮触の争い

[参照] 蝸牛角上の争い

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android