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蝸牛角上の争い カギュウカクジョウノアラソイ

デジタル大辞泉の解説

蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)の争い

《「荘子」則陽の、かたつむりの左の(つの)にある国と右の角にある国とが争ったという寓話から》小さな者同士の争い。つまらないことにこだわった争い。蝸角(かかく)の争い。

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大辞林 第三版の解説

かぎゅうかくじょうのあらそい【蝸牛角上の争い】

〔「荘子則陽」より。カタツムリの左の角の上にいる触氏と、右の角の上にいる蛮氏とが争ったという寓話から〕
小国どうしの争い。つまらない事で争うことのたとえ。蝸牛の角の争い。蝸角の争い。蛮触の争い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蝸牛角上の争い
かぎゅうかくじょうのあらそい

とるに足らぬ狭いところで、つまらぬことのために争い合うことをいう。蝸牛カタツムリのこと。カタツムリの右の角(つの)の上にある蛮(ばん)氏の国と、左の角の上の触(しょく)氏の国とが、互いに相手の地を求めて争って戦い、数万の死者を出したとある、『荘子』「則陽篇(へん)」の寓話(ぐうわ)による。『白氏文集』にも、「蝸牛の角の上に何事をか争う、石火の光の中に此身(このみ)を寄せたり」などとあり、人間の身を石火のようにはかないものに例えている。[田所義行]

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