デジタル大辞泉
「蜜柑籠」の意味・読み・例文・類語
みかん‐かご【▽蜜×柑籠】
1 ミカンの果実を盛る籠。
2 《多く1が用いられたところから》捨て子の入っている籠。また転じて、捨て子。
「出てうせう汝元来―」〈柳多留・初〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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みかん‐かご【蜜柑籠】
- 〘 名詞 〙
- ① 蜜柑を入れる籠。この籠に入れて捨子(すてご)をすることが多かった。
- [初出の実例]「血盲の幾夜寝覚ぬ蜜柑籠〈棹孤〉」(出典:俳諧・五元集(1747)利)
- ② 転じて、捨子。
- [初出の実例]「出てうしゃうなんじ元来みかん籠」(出典:雑俳・柳多留‐初(1765))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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