蜻の小野(読み)かげろうのおの

日本歴史地名大系 「蜻の小野」の解説

蜻の小野
かげろうのおの

「五代集歌枕」の「野」の項にみえ、「万葉集」巻一二の「みよしのゝかげろふのをのにかるかやの思ひみだれてぬるよしぞおほき」を証歌とする。第二句の原文は「蜻乃小野尓」で、仙覚点以降は「あきつのをの」と訓読されるが、歌学書には平安中期―鎌倉初期につけられた次点訓により「かげろふのをの」として出る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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