蜿々(読み)えんえん

精選版 日本国語大辞典 「蜿々」の意味・読み・例文・類語

えん‐えんヱン‥【蜿蜒・蜿蜿ヱンヱン・蜒蜒エンエン】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「蜿」は龍や蛇が動くさま、「蜒」は、うねうねとして長いさまの意 )
    1. 龍や蛇などがうねうねと曲がって行くさま。〔司馬相如‐大人賦〕
    2. 転じて、うねうねと長いさま。うねって続いているさま。
      1. [初出の実例]「曾開瑤池高山、紫翠蜿蜒秀可観」(出典:雲壑猿吟(1429頃)遊栂尾高山寺次韻)
      2. 「地界万濤(まんとう)蜿蜒(ヱンヱン)として虬(みづち)水中に浮むがごとし」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)前)
      3. [その他の文献]〔李尤‐徳陽殿賦〕
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( ━する ) うねうねと続いていること。
    1. [初出の実例]「此石柱蜿蜒して」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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