蝮酒(読み)マムシザケ

デジタル大辞泉 「蝮酒」の意味・読み・例文・類語

まむし‐ざけ【×蝮酒】

生きたマムシ焼酎しょうちゅうに浸したもの。強壮剤とされる。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「蝮酒」の意味・読み・例文・類語

まむし‐ざけ【蝮酒】

  1. 〘 名詞 〙 蝮を浸した焼酎(しょうちゅう)。強壮剤や薬用として用いる。《 季語・夏 》 〔本朝食鑑(1697)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

飲み物がわかる辞典 「蝮酒」の解説

まむしざけ【蝮酒】


蝮を焼酎に浸した薬酒。生きたままの蝮を用いるのが一般的だが、干したものを使うこともある。古くから強壮剤として用いられた。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android