(読み)ししむし

精選版 日本国語大辞典 「螓」の意味・読み・例文・類語

しし‐むし【螓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しし」は鳴声による擬音語か ) 虫の名で、蝉(せみ)に似た小さな虫というが、実体未詳。「しし」の音が「死々」と通うので、死災の前兆を示す不吉な虫とされた。
    1. [初出の実例]「十一十二箇月の頃、景戒の家に狐鳴き、又時に螓(シシムシ)(〈別訓〉なつむし)鳴く〈前田本訓釈 螓 師自夏牟之〉」(出典:日本霊異記(810‐824)下)

螓の補助注記

挙例は「螓(師自夏牟之)」の「夏」を音仮名として「しじかむし」あるいは「しじげむし」と読むと解されてきたが、これは「志自(牟之)」と「夏牟之」との並記注と考えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 景戒 セミ 名詞

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む