螻蛄蓑(読み)けらみの

精選版 日本国語大辞典 「螻蛄蓑」の意味・読み・例文・類語

けら‐みの【螻蛄蓑】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 平安時代に用いられた蓑の一種。檳榔(びろう)の葉でつくられたもので、内蔵寮(くらりょう)に貢納され、斎院司の料として用いられた。
    1. [初出の実例]「青砥二百顆、檳榔馬蓑六十領、同螻蓑百廿領、藺帖笠一百卅盖」(出典:延喜式(927)一五)
  3. ② 北陸から東北地方で用いられた蓑の一種。それを着けたさまが虫のケラに似ているからという。
    1. [初出の実例]「一、神矢根、螻蓑、乍二少分一御用に立満足申候」(出典:森川許六宛芭蕉書簡‐元祿七年(1694)二月二五日)

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