蟹鯷(読み)カニヒシコ

デジタル大辞泉 「蟹鯷」の意味・読み・例文・類語

かに‐ひしこ【××鯷】

《「かにびしこ」とも》塩漬けカニ。カニの塩辛。かにびしお。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「蟹鯷」の意味・読み・例文・類語

かに‐ひしこ【蟹鯷】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かにびしこ」とも ) 塩づけの蟹。蟹の塩辛。蟹醤(かにびしお)。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「摂津国蟹胥、陸奥国鹿尾、莫以為贄奉上レ御膳」(出典日本三代実録‐元慶三年(879)正月三日)
    2. 「かざめの子 蟹鯷(カニビシコ)(すし)」(出典:俳諧・をだまき(元祿四年本)(1691)四季之詞)

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