蠅虫(読み)はいむし

精選版 日本国語大辞典 「蠅虫」の意味・読み・例文・類語

はい‐むし はひ‥【蠅虫】

〘名〙
① =はえ(蠅)
② =はえ(蠅)
※俳諧・望一千句(1649)二「さ程には思はぬ壺をほり出し 筋筋すこしかゆきはひ虫」

はえ‐むし はへ‥【蠅虫】

〘名〙
① 蠅などの虫。また、蠅。はいむし。
② とるにたりない人。人をあざけっていう語。はいむし。
※俳諧・おらが春(1819)「時鳥蠅虫めらもよっく聞け」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「蠅虫」の読み・字形・画数・意味

【蠅虫】ようちゆう

うじ虫。〔後漢書、杜喬伝〕(喬)李固と(とも)に、尸(し)を北に暴(さら)さる。~喬の故(もと)の掾、陳留の楊匡之れを聞き、~乃ち故赤け、託して夏門亭のと爲り、尸喪を守衞し、蠅蟲を驅す。

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