血が通う(読み)チガカヨウ

デジタル大辞泉 「血が通う」の意味・読み・例文・類語

かよ・う

血が流れている。生きている。「赤い―・った人間
形式的、事務的でなく人間味が感じられる。「―・った福祉政策

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「血が通う」の意味・読み・例文・類語

ち【血】 が 通(かよ)

血が流れている。生きている。公式的でなく、こまかい配慮を伴って物事を行なうさまにたとえる。
※玄武朱雀(1898)〈泉鏡花〉一「血の通ふ、筋の張った二の腕に」
佐藤春夫による文学論(1958)〈中村真一郎〉一「生きた文学的体験によって、血の通ったものでなければ」

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