血肥(読み)ちぶとり

精選版 日本国語大辞典 「血肥」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぶとり【血肥】

〘名〙 (形動) 血色が肌によく現われて肉づきのよいこと。また、そのさま。
破戒(1906)〈島崎藤村〉一三「血肥りのした顔の面は一層活々と輝いた」

けっ‐ぴ【血肥】

〘名〙 獣(けもの)の血を肥料とするもの。血粉など。

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デジタル大辞泉 「血肥」の意味・読み・例文・類語

けっ‐ぴ【血肥】

獣類の血を肥料としたもの。

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