衆院選1票の格差訴訟

共同通信ニュース用語解説 「衆院選1票の格差訴訟」の解説

衆院選1票の格差訴訟

国会議員1人当たりの有権者数が選挙区ごとに異なることで1票の価値格差が生じるのは、投票価値の平等を要求する憲法に違反するとして選挙無効を求める訴訟。不平等が著しい場合は「違憲状態」、その状態が合理的な期間内に是正されなければ「違憲」、選挙をやり直しても公益を著しく害さないと判断されれば「無効」の各判決となる。最高裁は1972年と83年の選挙を違憲と判断したが、選挙を無効とした最高裁判決はない。公選法一審を高裁と定めている。

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