行き変はる(読み)ユキカワル

デジタル大辞泉 「行き変はる」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐かわ・る〔‐かはる〕【行き変はる】

[動ラ四]物が時がたって改まる。年月が移り変わる。
「年の内―・る時々の花紅葉」〈・薄雲〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「行き変はる」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐かわ・る‥かはる【行変】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 進んで行って、他のものと変わる。物が時を経過して改まる。年月などが移り変わる。
    1. [初出の実例]「玉の緒のうつし心や年月の行易(ゆきかはる)まで妹に逢はざらむ」(出典万葉集(8C後)一一・二七九二)
    2. 「年の内ゆきかはる時々の花、紅葉、空のけしきにつけても、心のゆく事も、し侍りにしがな」(出典:源氏物語(1001‐14頃)薄雲)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む