行として可ならざるはなし(読み)ゆくとしてかならざるはなし

精選版 日本国語大辞典 の解説

ゆく【行】 と して可(か)ならざるはなし

  1. 何をやってもよくできないものはない。行なったものはみな十分の成果を得る。
    1. [初出の実例]「絵画論、演劇論、往くとして可ならざるなく」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉その時分の文壇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む