表式調査(読み)ひょうしきちょうさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「表式調査」の意味・わかりやすい解説

表式調査
ひょうしきちょうさ

統計的調査の一方法で,対象集団個体に直接調査を実施せず,対象とする集団を熟知している専門家に対して行う間接調査の一つ。したがってその調査結果の信頼度は直接調査に比べて低く,今日では統計調査としてはほとんど用いられていないが,官庁の調査報告類にはこの種のものがある。農林省の林業調査員などに対して行われる「林業属地基本調査」などはその代表的なもの。

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