日本歴史地名大系 「衾村」の解説 衾村ふすまむら 東京都:目黒区衾村[現在地名]目黒区大岡山(おおおかやま)一―二丁目・平町(たいらまち)一―二丁目・中根(なかね)一―二丁目・柿の木坂(かきのきざか)一―三丁目・碑文谷(ひもんや)五丁目・東が丘(ひがしがおか)一―二丁目・八雲(やくも)一―五丁目・緑が丘(みどりがおか)一―三丁目・自由が丘(じゆうがおか)一―三丁目武蔵野台地の東端、荏原(えばら)台と目黒台の間を流れる呑(のみ)川中流に展開し、東は碑文谷村。村内を相州大(おお)山への道が通る(風土記稿)。当地には曹洞宗東光(とうこう)寺が存在し、戦国期には東岡(とうこう)寺と記された。天文二〇年(一五五一)七月一日の吉良頼康判物写(風土記稿)によると、近年伴左衛門に押領されていた「衾村東岡寺領」の「よしくほ」が七月改めて同寺に寄進されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報