袖屏風(読み)ソデビョウブ

デジタル大辞泉 「袖屏風」の意味・読み・例文・類語

そで‐びょうぶ〔‐ビヤウブ〕【袖×屏風】

袖で物を覆い隠すこと。袖を屏風に見立てていう語。
「時子は机の上で―をして」〈白鳥泥人形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖屏風」の意味・読み・例文・類語

そで‐びょうぶ‥ビャウブ【袖屏風】

  1. 〘 名詞 〙 袖をひろげて屏風のかわりとし、顔などをかくすこと。袖几帳
    1. [初出の実例]「枕元に袖屏風(ソデビャウブ)海風しのぐなんど頼しき心ぞかし」(出典浮世草子御前義経記(1700)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む