袖捲(読み)そでまくり

精選版 日本国語大辞典 「袖捲」の意味・読み・例文・類語

そで‐まくり【袖捲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 袖をまくり上げること。腕まくり。まくりで。
    1. [初出の実例]「しづの女がつま木とりにと朝おきていろいろ衣袖まくりしつ〈よみ人しらず〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)三三)
  3. 長柄の先に鉄叉をつけた武具。敵の袖にからませて引き倒すのに用いる。
    1. [初出の実例]「勝手より袖まくりを持出候を」(出典:葉隠(1716頃)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android