袖留新造(読み)そでとめしんぞう

精選版 日本国語大辞典 「袖留新造」の意味・読み・例文・類語

そでとめ‐しんぞう‥シンザウ【袖留新造】

  1. 〘 名詞 〙 ( 振袖を着ないで袖丈の短い留袖を着たところから ) 江戸時代吉原で新造の年長者。留袖新造。
    1. [初出の実例]「むかふ座敷にはふり袖新造、花ぎぬ〈袖とめ新造〉、鳥まち〈番頭女郎〉」(出典:洒落本・繁千話(1790))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android