装束始(読み)しょうぞくはじめ

精選版 日本国語大辞典 「装束始」の意味・読み・例文・類語

しょうぞく‐はじめ シャウゾク‥【装束始】

〘名〙
① 正式の装束を初めて着けること。また、その儀式
兵範記‐仁安三年(1168)三月一四日「今日有立后御装束始事、其儀、法住寺御所院司皆参」
能楽で、夏のあいだは暑いため装束をつけずに袴能(はかまのう)で演じられていた催しを、秋に入って正式な装束で演能を始めること。また、その最初の催し。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android