装束納(読み)しょうぞくおさめ

精選版 日本国語大辞典 「装束納」の意味・読み・例文・類語

しょうぞく‐おさめシャウゾクをさめ【装束納】

  1. 〘 名詞 〙 能楽では夏季は暑くて正式な装束演能できなくなるので夏前に演能の打ち納めとして行なわれる催し。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「これ等の諸流月次(つきなみ)能、及び装束開、装束納(シャウゾクヲサメ)等の能楽を催す」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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