装束納(読み)しょうぞくおさめ

精選版 日本国語大辞典 「装束納」の意味・読み・例文・類語

しょうぞく‐おさめシャウゾクをさめ【装束納】

  1. 〘 名詞 〙 能楽では夏季は暑くて正式な装束演能できなくなるので夏前に演能の打ち納めとして行なわれる催し。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「これ等の諸流月次(つきなみ)能、及び装束開、装束納(シャウゾクヲサメ)等の能楽を催す」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android