補償法(読み)ほしょうほう(その他表記)compensation method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「補償法」の意味・わかりやすい解説

補償法
ほしょうほう
compensation method

測定方式の1種。零位法の測定で測定量と基準量とを完全に一致させて釣合せることは不可能なので,その微小な差を偏位法で測定する方式。2つの方式の組合せ精度は非常によくなる。たとえば,精密てんびんの振動秤量法は,最小分銅まで用いて近似的に釣合せたてんびんを静かに振動させ,指針静止点のずれから残りの微小質量を求めるもので,補償法の好例である。

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世界大百科事典(旧版)内の補償法の言及

【測定】より

…また,組立量の絶対測定は,その量を定義する物理法則によっているから,実際の測定においてその法則が正しく成り立っているかを吟味しなければならない。 測定を実施するために装置系を構成するが,その構成法として偏位法,零位法,補償法,合致法などがある。偏位法はもっとも簡単で,測定量を原因としその直接の結果として生ずる指示から測定量を知る方法である。…

※「補償法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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