補岩(読み)ほがん(その他表記)complementary rocks

岩石学辞典 「補岩」の解説

補岩

同一のマグマから分化して生じた岩体で,それらを合わせると母岩とほぼ同一成分となる岩石を互いに補岩という.ある種のアプライト煌斑岩などが例として考えられる(渡辺編 : 1935).一般のマグマから分化した岩石型で,特定地域に伴われて産出する.ボストン岩(bostonite)やカンプトン岩(camptonite)などがその例である[Broegger : 1894].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む