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煌斑岩 こうはんがん lamprophyre

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岩石学辞典の解説

煌斑岩

ランプロファイアは優黒質の特徴的な脈岩にギムベルが命名したもので,この中の岩石には黒雲母片が多量に含まれてきらめく外観を呈しているものが含まれている[Gümbel : 1874].後にローゼンブッシュによって各種の有色鉱物の斑晶を多く含む斑状組織をもつ脈岩にも拡張して使用された[Rosenbusch : 1887].煌の字はきらめく,または光かがやくの意味である.
ランプロファイアは,マフィック鉱物が顕著な斑状構造を示し,一般の火成岩に分類しにくい岩石を一括したグループ名で,鉱物種,産状,組織などが多様の岩石が含まれている.これらは細粒の半深成岩で,薄い岩脈あるいは岩床として産出する.この中にはアルカリ岩で,アルカリ岩系列の岩漿分化あるいは同化作用でできたものがあるが,様々の成因のものが含まれよくわかっていない.斑状のものと斑状でないものがあり,斑状のものの大部分は有色鉱物だけでできている.斑晶も石基も自形となる傾向が強く,細粒の石基の中に鉄マグネシウム鉱物が自形の斑晶としてあるのが特徴で,石基は同じ鉱物と長石または准長石からなっている.色は優黒質~亜優黒質な色指数であって,石基中に方解石や緑泥石が普通に含まれている.鉄マグネシウム鉱物が多く,組織がいろいろと異なるものがある.一般には黒雲母が多く,角閃石も普通に含まれる.単斜輝石もあるが斜方輝石は稀である.橄欖(かんらん)石も多く,特にカルクアルカリ・ランプロファイアに多いが,蛇紋石に変化している.斜長石,カリ長石は含まれるが多くはない.時に石英が含まれることがあり,アナルサイト,メリライトなども存在する.組織は成分鉱物が自形であり,全自形あるいは斑状のものもある.眼斑状(ocellar)組織が普通である.ランプロファイアは全体として,低温で安定な鉱物になるような変質作用を受けて緑泥石,方解石に変化しているものが多い.さらに大きな岩体,特にアルカリ岩体に関係があるらしく,岩脈群(dike swarm)などを作る場合がある.

出典|朝倉書店
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

煌斑岩
こうはんがん

ランプロファイア」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

煌斑岩
こうはんがん

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