日本歴史地名大系 「補陀洛山建立修行日記」の解説 補陀洛山建立修行日記ふだらくさんこんりゆうしゆぎようにつき 解説 日光開山とされる沙門勝道の伝記。勝道の家系・誕生・開山に至る事績、死没までの一生を詳細に記している。鎌倉時代の頃の成立説がある。類本として「補陀洛山縁起」が伝来したとされ、それを原本に享保五年、霊元天皇宸翰による仮名縁起絵巻「日光山縁起」(輪王寺蔵)が成立。真名本では元禄五年写本「日光山真名縁起」(同寺蔵)、元禄一五年写本「晃嶺古記集」(二荒山神社蔵)に収録されている。活字本 「日光市史」史料編上 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by