共同通信ニュース用語解説 「勝道」の解説
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(岡野浩二)
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出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…8月1~7日には登拝大祭が行われ,午前0時の太鼓の合図とともに多くの人々が山頂を目指す。【平山 光衛】
[信仰]
下野(しもつけ)の修験僧勝道上人(737‐817)は初めて男体山頂をきわめ,782年(延暦1)日光山を開いたと伝える。以来,日光山の主峰である男体山は補陀落(ふだらく)山,二荒山とも呼ばれ,神体山としてまた修験の霊場として崇敬された。…
…表・奥・裏日光は日光国立公園に含まれ,前日光は県立自然公園に指定されている。日光は雄大な自然に恵まれた地であり,また男体(なんたい)山を中心に奈良時代末期に勝道によって開かれた山岳仏教の聖地で,近世には徳川家康をまつる日光東照宮の造営により栄え,国宝などに指定された建築物や文化財も多い。このため〈日光を見ずして結構というなかれ〉とまでいわれ,日本を代表する観光地の一つとして国際的にも知られている。…
…二荒山に鎮まる神霊,二荒山大神すなわち大己貴(おおなむち)命,その妃田心姫(たごりひめ)命,子の味耜高彦根(あじすきたかひこね)命をまつる。二荒山すなわち男体山,妃の女峰山,子の太郎山等を神体山とする古代信仰に発し,767年(神護景雲1)下野国芳賀(はが)郡の勝道上人が発願,本社の地に社殿を建て奉斎,かたわらに四本竜寺を営み,785年(延暦4)二荒山頂に奥宮を,湖畔に中宮祠,中禅寺を創建したと伝える。以後霊場として信仰をあつめ,延喜の制で名神大社。…
※「勝道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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